Etta James / Come A Little Closer

Come a Little Closer
ああ、こんなにも愛して止まないアルバムが500円だよ。Amazonってば罪。Napsterで聴いて良かったら買ってください。Etta Jamesがドラッグから立ち直って(いや、またはまったんだけど)復帰した後の2作目。声がボロボロになって歌い散らしてますが、このアルバムはそれをひっくるめて凄い。"Out On The Street Again"のChuck RaineyのBass Lineに溺れ、"You Give Me What I Want"のMoogっぽい音で驚き、"Come A Little Closer"のカツカツしっかり進むリズムに合わせ歌うEttaに惚れ、"Let's Burn Down The Cornfield"のDeepさに圧倒され、"Power Play"の軽妙なFunkyさにNew Orleansを感じ(この後New Orleansに行くわけですが)、Feelin' Uneasyのため息のような嘆きのようなスキャットに溺れ(歌詞無し!)、St. Louis Bluesのアカペラに呆れ、Gonna Have Some Fun Tonightのラグタイム調ゴスペルに泣く。そしてSookie Sookie。これがまたどFunkyで呆れます。ホーンが入ってShotgunのフレーズが出ちゃうところなんてね。酒三杯いけますわ。