Roy Porter Sound Machine / Inner Feelings

インナー・フィーリングス
Buddy Rich先生(Swing時代から)と同様Bebop時代から叩いてたドラマーRoy Porterが作ったビッグバンドによる作品。Charly Parkerのダイヤル録音で叩いていた人がこんなにFunkyなんて信じられませんね。
十数年前、Luv'N'Haightのコンピレーションで何曲か(M3の"Panama"とか)収録されて、その後リプロ盤(ブート?)が出回ったのを覚えてます。CD化は今回が初みたいです。
M2"Love You"のまったりしたNew Soul的ボーカルも今聴くと結構よいですね。M4"Jessica"の再録もボーカル入り。男泣き系の哀愁が漂ってます。M5"Waver-Ing"はJobimの"Wave"が引用されているSamba Jazz Funk。これもまた良し。M6の"Funny Feelin'"もなかなかSwingyで今ウケそうなジャズソングだし、M7は"Out On The Town Tonight"は泣けるメロディがまるで刑事ドラマの主題歌のようで。大野克夫バンドとかにも似た。