Cal Green / Trippin' With Cal Green

トリッピン・ウィズ・カル・グリーン

トリッピン・ウィズ・カル・グリーン

blues interactions
M-1"Trippin'"からヒューストン系ブルースギターがカキコキコッキーと唸り出す。
クラレンス・グリーンの弟、ハンク・バラード&ザ・ミッドナイターズのギタリスト
という無駄なBlues知識がジャマをしてどうなんだろ?と思ってましたが
オルガンがCharles Kinard。そりゃ凄いって。
BassはTracy Wright、DrumsはBilly Moore
そしてオリジナルはMutt & Jeff Records as MJ-001
原田さんのライナーによるとプロデューサーJoey Jeffersonのレーベルだそうで。
ふーん…
"Joey Jefferson Band"だって!あれかよ。まだ持ってるよ、多分。
凄いギターだなと思ったらCal Greenだったのか。すっきりしたなぁ。

M-2は"Sweet September"。スムーズに三拍子のジャズワルツやって器用さをアピール。
M-3は「酒とバラの日々」ストレートにジャズギターやってます。ちょっと笑える。
M-4の"Sieda"は自作曲でギターがなかなかいい歌いっぷりをしているR&B調なJazz Funk。鋭角的でとてもクール。
M-5はStevie Wonderのおなじみ"My Cherie Amour"。爽やかに歌うギター。Charles KynardのPianoは何か凄く力強くて笑えます。
M-6は"Mellow In Blue"。コテコテ系ですな。
M-7の"Johnny's Gone To Vietnam"はプロデューサーとの競作…なのかな?タイトルどおりメロディが泣ける。
とりあえずM-1、M-4、M-7で決まりです。まさに裏ジャケにあるとおり"Monster"なアルバムでした。